命日

あれから16年という時間が過ぎた。
高校1年生だった僕らには、彼の死を受け入れる事はなかなか出来なかった。


やさしさ

無言のくやしさ


昨日の祝日は休みを取って、茅ヶ崎まで彼の墓参りをしてきた。
すでに彼が生きた時間と同じ位の月日が流れた事になるが、彼の墓前にはたくさんの花が飾られている。毎年たくさんの仲間達が足を運んで来る。今年はお父さんにも会う事ができ、少し話もできた。。。
 

相次ぐ未成年の自殺。先週には渋谷区の歯科医師の次男が妹を殺害したという事件もあった。。。命の尊さなんて言葉はもう古臭いのか。。。。。


正直な事をいえば、彼の事を1年中覚えている訳ではない。
ただ毎年必ず、僕はこの時期に足を運んでいる。命日だからではなく、16歳の誕生日の翌日に亡くなった彼に誕生日おめでとう!!を言う為に。。。。


僕が彼の死を忘れる事はない。。。