五十肩
五十肩というのはよく耳にする言葉ですが、正しくは肩関節周囲炎といいます。
40〜50代に多く見られる疾患なので、四十肩 五十肩と呼ばれています。
まだ30代なのに五十肩なんて失礼しちゃうわ!!という方には三十肩と。
70代なのに今さら五十肩でもないでしょ!!という方には七十肩という風に僕は言わせてもらっています。。。。。
ただの肩凝りとは違い、腕の可動域が極端に狭くなり、痛みを伴います。
髪の毛をとかせない。下着をつけるのに腕が回らないとくれば、要注意です!!
腕の付け根には、たくさんの筋や腱が集まっているのですが、その筋や腱に石灰が溜まって、運動範囲を制限することもあります。
当院ではEMSなどを用いて、肩関節周辺の筋肉を緩めて痛みを軽減させていきますが、五十肩は、自分で体操していく事も非常に重要になってきます。チューブやタオルを使って序々に腕をあげていく体操やアイロンを片手に持ち振り子の様にふる体操など。。。
五十肩なんてほおっておけば治るとそのままにしている人も多いのですが、痛みは必ず軽減しますので早めの治療をお勧めします。
また腕が上がらなくなる前に普段から少しづつ動かしておく事も大事ですね。