助産師と看護師

出産の進行状況を確認する為の内診を資格のない看護師らがしていたとして先月、横浜市産婦人科病院が警察の捜索を受けました。
 本来担うべき助産師は圧倒的に不足しています。
法解釈上許されるとして開業医がお産の介助を看護師に任せているところもありました。
 
「正常出産が、次の瞬間には異常出産になる可能性があるのがお産。内診は単なる計測でなく、判断や見極めが求められる行為で看護師では無理だ!!」
 松江市のこの病院には、助産師11人。看護師・準看護師は計4人。ただ助産師を集めるのはなかなか困難で同院の助産師は病院などで経験を積んだが、子育てなどで長時間勤務が出来ない人が多く全員パート勤務です。


「未熟な助産師と、数千回の経験を積んだ熟練看護師とどちらが安全か??
医師の指導の元で看護師らの助産行為は許されてきた。その法解釈が覆されたのは納得いかない。」
 中部地方のこの病院には助産師はいません。開業時にいたベテラン助産師に仕込まれた看護師がお産の担い手になっています。


保険師助産師看護師法には、看護師の助産行為には明確な記述はありません。60年代スタッフ不足から産科医会が内診などについて看護師に講習を受けさせ、産科看護師を養成した事もあります。一方で看護師らだけが助産行為に関わって起こった事件も少なくはありません。 厚生労働省は02年 04年看護師らによる助産行為を禁止する通知を出しました。
                      9月28日朝日新聞参照



柔道整復師 はり師きゅう師 あんまマッサージ指圧師
今の日本の中で手技療法として認められている国家資格はこの3つです。
整体 カイロプラクティック 足ツボマッサージ エステなどは民間療法という事になります。
しかし、患者さん側からみた時、その違いはあまりにも不明瞭です。
痛い所が治った、気持ちよかった、施術者との相性がよかったの方が重要で僕の持っているライセンスが何かなんて気にされる患者さんはあまりいません。。


もちろん資格も無いのに何でもしていいという訳ではありませんが、病院の中で白衣をきていれば、その人が助産師なのか看護師なのかは考えないのかもしれません。。皆さんはどう思いますか????