アトピー性皮膚炎

5人に2人の子どもはアトピー性皮膚炎といわれています。


以前は大人になるに従って治る場合が多かったのですが、最近では大人になって発症する例も増えているようです。


大豆、卵、牛乳などに代表される食物アレルギー、ダニ、ホコリ、花粉からくる環境アレルギー、またストレスによるアレルギーが原因の場合もありますし、遺伝的要素も大きく作用します。

しかもこれらの原因が複雑にからみ合っている場合が多いです。


個人差があるこの皮膚疾患は、残念ながら治療法の決め手がありません。


自分でも出来る一番大事な事は顔や身体を石鹸でゴシゴシ洗わない事!!あまりにも泥んこなら仕方ないかもしれませんが、汗をかいたくらいならばシャワーにする方がいいと思います。


西洋医学による投薬や塗薬も必要な事ですが、漢方や食事、水(飲料水、風呂など)の見直し、また針やマッサージ、整体など東洋医学による治療法も試した上で、自分に最も合う治療方法を選ぶといいと思います。



当院では、腸や副腎は免疫器官ですのでアレルギーの治療には免疫機能の回復が有効だと考えています。

腸の働きを高める為に腹部へのインディバ(温熱)療法

免疫機能を向上させる為に副腎(起立して肘の高さ位の所)への冷却療法(アイシング)

呼吸器系機能の改善の為に胸椎の矯正、
背骨に沿った腎愈、大腸喩、小腸愈のツボへの刺激が非常に有効だと思います。


 
アトピー性皮膚炎は何が何でも戦って克服する!!ではなく、うまく付き合って共存していこうというリラックスした気持ちが大切ではないかと思います。