躁鬱病・うつ病

moanaleo2006-11-02

テンションがあがって元気な時は、今日は躁の気分とか、落ち込んでいる時に、今日はうつだからという言葉を使う事があると思います。


気分の状態を表す時に使う言葉だという事からもわかるように、躁鬱病うつ病気分障害ともいわれる精神障害で、脳内の神経伝達物質のバランスの乱れによって起こると言われています。


躁鬱病とは躁状態うつ状態が出現する病気で双極性障害とも呼ばれ、治りにくく、生涯の予防療法が必要です。
 

うつ病は最近著しく増加している気分障害心の風邪とも言われています。


誰でも何かストレスの溜まる様な嫌なことがあれば、食欲がなくなったり、眠れなくなったりはあるでしょう。


物事をやるのが億劫、集中力・仕事の能率低下、人と会いたくない、同じ事(心配事)ばかり考えるなどの気分的な落ち込みや不眠、頭痛、めまい、食欲不振、肩凝り、腰痛、動悸、息切れ、手足のしびれ、月経不順、性欲低下などの身体の不調が2週間以上続き仕事や日常生活に支障がでるようでしたら、うつ病と言ってもいいかもしれません。


身体に痛みや不調を感じている訳ですから当院にもうつ状態の患者さんは多く来院されています。


がんばれ!!
誰でも気分の乗らないことはあるよ!!
誰かと一緒に気晴らしをする様に!!

これらの言葉は、絶対に使わない様にしています。励ましたり、強要したりする事で、ますますプレッシャーがかかり、自殺に追い込むことにもなりかねません。


それから聞き役に徹する事を心がけています。どんな言葉が出てくるのかも、なるべく注意して聞いています。周囲が余裕を持って見守ってあげることが大切ではないかと思います。


躁鬱病うつ病の患者さんにとって一番大事なのは休養をとる事です。ストレスの解消の手段は基本的には、何であっても構わないと思いますが、全身マッサージやアロマセラピーなども有効な手段の一つではないでしょうか。。。特に頭部を入念に緩めていくと効果は高い様です。