知識の定義

昨日来院した23歳の女の子とのお話。


私には、知識の定義が2つあるんです!!と・・・
「自分の知らない事を教えてくれたり、経験させてもらったりする事は凄く楽しいんだけど、その知識を振りかざしたり、押し付けてくる男は嫌い!!知識というのは、何か聞かれたときに、さりげなく披露するもので押し付けられるとかなりウザイ!!」

なるほど・・・医療従事者に限った事ではないけど、専門職として働く人には当てはまるところもあるかもしれない。気をつけよう。



それから
「知らない事は知らないって素直に聞ける人が好き!!」

ほぉ〜・・・僕、自分の知らない事を患者さんに聞かれた時は、知ったかこかないで、「すいません。次回までに調べておきます。」って言う様にはしてる。その日のうちに必ず調べておけば忘れない。そしてすぐにでも使う。さっき仕入れた知識を、さも何年も前から知ってたかのごとく、違う人に説明する。そうする事でうる覚えの知識も自分の言葉になるから忘れないんだよね・・・




実はそんな僕にも知識の定義は2つほどある。

何か自分の納得いかない事があった時、ただ相手が悪い。会社が悪い。社会が悪い。何とかしろ!!と言っても誰も聞いてくれないし、相手にもしてもらえない。(最近の世の中、そんな人、結構多いなぁとは思うけど・・・・)
自分の主張を聞かせたい。相手を黙らせたいと思ったら、相手を納得させられるだけの結果と確かな考えに基づいた展望がなければ、分かってもらえない。それが目上の人であるなら尚更だ。その為に必要な武器(知識)は最低限、身につけておかなければ、ただ吠えてるだけの子犬と同じになっちゃうね。



それからもう1つ。年下だからって最初から下には見たくない。 年は下でも、この人すげぇ!!ってリスペクトできる人はたくさんいるし、逆に年が上だからって敬意を表さなければいけないってのは違うと思う。
以前勤務していた所の院長は、違うライセンスを持った僕の事を多少は認めてくれてた部分もあると思うけど、年下でキャリアだって明らかに下の僕がやってる事とかにも、今のどういう事?みたいに興味を持ったり、聞いてきたりする事もあった。そんな柔軟な姿勢は、なかなか出来る事じゃないし、人の上に立つ人にとって凄くいい事だと感心してた。
知識を増やしていくのに年齢は関係ないし、いいものは柔軟に取り入れていく姿勢が大事だと思う。



しかし23歳にして、こんな事を考えているとは・・・なかなかやるなぁぁ(^^)自分が23の時ってどんなだったかしら??