脚の筋肉

脚の筋肉が重要だとのコメントにお答えして、まずは簡単な大きい筋肉群から。

大腿四頭筋 太ももの前側、骨盤、大腿、下腿を繋ぐ。膝を伸ばし股関節を屈曲(足を前に曲げる動作)4つの筋肉の総称。

ハムストリングス 太ももの裏側、骨盤と下腿を繋ぐ。大腿四頭筋と対象的に膝を曲げ股関節を伸展。3つの筋肉の総称でタフな脚を作る。

下腿三頭筋 足首を伸展させるふくらはぎの筋肉。ひふくきんとヒラメ筋からなり、末端はアキレス腱となる。張りがでると膝下が長くみえる。

大殿筋 骨盤と大腿骨を繋ぐ筋肉、股関節を伸展(脚を後ろに蹴る動作)させる。殿部の膨らみを作り、鍛えるとヒップアップ。

内転筋群 太ももの内側にある筋肉群。通常の動きでは、あまり使われない事が多いのでO脚の原因にもなる。積極的に鍛えたい。

たくさんの筋肉が存在するのは、複雑な動きを可能にする為で、それぞれ違った役割があります。

脚にはクッションの役割があります。立ったり、歩いたり または走ったりの衝撃を足の裏・脚全体で吸収できる様になっています。ところが あまりにも脚の筋肉が硬い状態、むくんだ状態では、その役割を果たす事ができません。
たいした動きでもないのに、その衝撃が直接、腰や首にきてしまえば感じる痛みは相当のものです。特に椎間板ヘルニアなどを持っている人は脚の筋肉を緩めておく事が重要になります。