妊婦体操

妊娠中の女性にとって大切なのは、心と体の正しいケア
その為には、正しい栄養管理適度の運動が必要です。今日は妊婦体操のお話です。

1・猫のポーズ〜腰痛予防!お産に大切な腹筋の運動にも。。
四つんばいになり、手と足を腰幅に開く。息を吐きながら、猫がシッポを両足の間に入れるイメージで、おなかを引き締めながら骨盤を前に傾け、背中で天井を押し上げる。一度息を吸い、吐きながらゆっくりおなかの力を抜き はじめの姿勢に戻りながら頭を上げる。肘を曲げない様に!

2・滑り台のポーズ〜大殿筋 骨盤底筋を引き締め、失禁予防!
仰向けに寝て、両膝を曲げて腰幅に開く。両手は手のひらを下にして両脇に。
息を吐きながら腰を上げ、そのままの姿勢で呼吸をしながら5秒。息を吐きながらゆっくり腰を下ろす。

3・足のストレッチ〜血行をよく。むくみ 足のつり 静脈瘤の予防!
仰向け姿勢で両膝を立て、片足を伸ばして高く上げる。
そのままの姿勢で、足首を曲げたり 伸ばしたり。膝を曲げて足をゆっくりおろす。次は反対の足。

4・腰のツイスト〜骨盤をねじる。腰痛予防!
膝をつけたまま左にゆっくり倒す。(45度くらい)そのままの姿勢で5秒。元の姿勢に戻り、次は右。

5・腹式呼吸〜陣痛 分娩時の必須項目!
あぐらを組み背筋を伸ばす。手は下腹に。息を吐き肩の力を抜く。鼻から息を吸いながらお腹を膨らませ、序々に口から息を吐きながらお腹をへこませる。

両手を膝にのせ、上体を前に倒し 息を吐きながら両膝を静かに押し開く。上体を起こし、息を吸いながら元にもどす。

正しい姿勢は、お産に役立つだけでなく腰痛の予防にもなるので是非注意したい所です。妊娠初期からスタートできますが 19週(5ヶ月)ごろまでは軽い体操から始めて 徐々に増やして!!お腹が張る感じがしたら、すぐやめましょう。