ガム

現代人は、1回の食事で約620回の咀嚼をするらしい。その数は一昔前の半分にも満たない数字だそうだ。。


噛む回数が少ない生活をしているとどうなってしまうのか??


まずは、胃腸の負担が大きくなる。つまり胃腸が使うエネルギーが増えるということ。3度の食事の度に余計なエネルギーを使っていれば、本来なくてもよかったはずの疲労が蓄積され、慢性疲労(常になんとなく胃が痛い、もたれている様な状態)へと移行する。


よく噛まないで食べれば、当たり前の事だが、消化吸収はうまくいかない。食生活をあれこれ工夫して、バランスや栄養の取れた食事を気合入れて作ったところで、よく噛まずに食べれば効果は半減してしまう!!!


咀嚼は脳に血液を送る行為でもある。その際、顎は重要なポンプの役目を果たす。ガムを噛んだとき、眠気が覚めるのは噛む事によって脳にたくさんの血が流れ込むから。流動食しか食べられないお年寄りが認知症になるのは、顎を動かす回数が少ないから。


では足りない咀嚼回数はどうしようか。。。


もちろん日々の食事でよく噛む!!これが1番大事。
柔らかい食べ物でもドロドロになるまで噛む。(といっても難しいよね。僕もいい年こいて未だに、よく噛んでゆっくり食べろ!!とか言われちゃうし。最近じゃ娘にも注意される始末だし。。。)



そんな人には、ガムを噛むというのも1つの手。(左右均等に!!)
ガムには心拍数を安定させたり、集中力を高めるといった効果もある。(プロの野球選手もガムを噛んでいる人は多いけど、これはかなり理にかなった事。)


また、噛むことで唾液の分泌が増えて、口の中の雑菌が洗い流される。歯周病など予防にもつながる。


一般的にガムには健康にいい食べ物とは思われていない。仕事中や授業中、初対面の時などガムを噛んでいれば、印象もかなり悪い。生意気だとか言われたりもする。。時と場所を選んで噛むようにね!!